車検って1日で終わるの?

 

車検に出すときに、「どのくらい時間がかかるのかな?」と不安になりますよね。

 

車検に何日もかかるようなら車を利用できないので困るし、代車の準備が必要。

 

事前にどのくらいの時間がかかるのかを知っておけば、準備もできます。

 

ここで知っておいてほしいのは、どこに出すかによって車検にかかる時間が違ってくる!ということです。

 

 

今や車検を受け付けているところは多数あります。

 

ディーラーにオートバックスなどのカー用品店、エネオスなどのGS、町工場などなど・・・。

 

なるべく早く終わらせたい!
というなら、『どこに出すか』を間違えないようにしましょう。

 

業者による車検時間一覧

業者 時間
ディーラー 1日〜3日
車検専門店(コバック・ホリデー車検など) 30分〜3時間
カー用品店(オートバックス・イエローハットなど) 1時間〜1日
ガソリンスタンド(エネオスなど) 3時間〜3日
ユーザー車検 30分〜3時間
一般整備工場 2〜4日

 

早く済ませたいというなら、車検専門店に持っていったほうがいいでしょう。

 

ディーラーも最短で半日くらいで終わりますが、部品交換等があると時間がかかってしまいます。

 

なぜなら、ディーラーの方が丁寧に点検整備を行うから。
より安心して乗りたいなら時間がかかってもディーラーを選択しましょう。

 

少しでも時間を節約指定なら、事前に見積もりをしてもらって交換部品などを用意してもらっておくといいでしょう。

 

 

 

当たり前になってきた「1日車検」や「1時間車検」

 

以前は車検と言えば早くても2、3日で、場合によっては1週間ぐらいはかかったものです。

 

しかし最近では1日車検、あるいは1時間車検などと謳う業者も出てきました。

 

1時間車検なら、休日に業者へ行って少し待っているだけで終了してしまいます。

 

1日車検でも仕事へ行く際に車を業者に預けておいて、仕事終わりに受け取りに行けば事が済んでしまうので、非常に便利になりました。

 

 

ただし1時間車検というのは、あくまでも最短時間です。

 

2、3時間は見ておいた方がいいでしょう。

 

1日車検の場合も、特に予約なしの飛び込みのときは交換部品の関係で数日はかかる場合もあります。
→予約なしでも車検は受けられる?予約したほうがいい理由とは?

 

業者が宣伝する車検時間は、最短時間あるいは目安の期間と思っておいてください。

 

 

代行業者でも1日で車検が終わる

 

車のオーナーが自ら運輸支局や軽自動車検査協会へ行き、車検を受けることをユーザー車検と言います。

 

しかし平日に時間が取れない人や、手続きが面倒な人の代わりにユーザー車検を受けてくれるの車検代行業者があります。

 

ユーザー車検は再検査のない限り1日で終わるため、代行業者を利用しても同じことなので車検の所要時間に変わりはありません。

 

したがって、代行業者でも基本的には車検は1日で終わるのです。

 

 

認証整備工場では2〜3日程度かかることも

 

車検を受けることができる民間の自動車整備工場には、指定整備工場と認証整備工場があります。

 

このうちの指定工場は車検ラインを備えています。

 

しかし認証工場にはそれがないので、車検場へ車を持ち込まなければなりません。

 

そのため、認証工場では車検が1日で終わらず、2、3日かかってしまうケースが多いのです。

 

車検を依頼する整備工場が指定工場か認証工場か、確かめておきましょう。

 

 

ユーザー車検は早いが、事前の整備・修理が必要

 

ユーザー車検のメリットは費用が安いことと、短時間で終了することです。

 

しかし車検に不合格となったために再検査となると、そういうわけにはいきません。

 

 

車検場の近くにテスター屋と呼ばれる予備検査場があれば、そこで再点検をしてから当日に車検を受け直すことができます。

 

それでも、たとえば夕方に車検を受けた場合は、後日に再車検ということになりかねません。

 

そうならないためにも、ユーザー車検でも事前に整備や修理をしておくことが必要です。

 

これは代行業者に依頼する場合も同じです。

 

 

なおユーザー車検は、当日中なら3回まで追加料金なしで受け直しができるので覚えておきましょう。

 

後日に再車検の場合は、2週間以内なら1,300円程度の追加料金で、前回に不合格だった項目だけ改めて車検を受けることができます。

 

2週間以内に再車検を受けられない場合は、もう一度最初から車検を受け直す必要があります。

 

 

車検の作業の流れはどうなっているの?

 

初めて車検を受ける人にとって、どのような作業の流れになっているのか気になるところでしょう。

 

 

24ヵ月定期点検整備の点検と整備作業

 

車検を受ける際には、24ヵ月定期点検整備の点検を同時に行う業者がほとんどです。

 

車検は新車時を除いて2年に1度ですから、そのときに24ヵ月定期点検も一緒に行おうというわけです。

 

しかし車検と24ヵ月定期点検は、全く別物と思ってください。

 

 

車検は、車を公道で走らせるために保安基準をクリアしているかどうかをチェックします。

 

これは、2年間は安全に走行できるということを保証しているわけではありません

 

 

一方の24ヵ月定期点検は安全性に問題のある箇所を見つけ、その部分を修理もしくは部品交換をするために行います。

 

24ヵ月定期点検は安全走行のため、必ず受けてください。

 

 

車検独自の検査

 

車検では、以下の項目を検査します。

 

 

  1. 同一性の確認
  2. 外回り
  3. サイドスリップ
  4. ブレーキ
  5. スピードメーター
  6. ヘッドライト
  7. 排気ガス
  8. 下回り

 

同一性の確認というのは、車検証に記載されている自動車と同一の物かという確認です。

 

車検の目的は検査です。
道路を走れる常態化を検査します。

 

一方24ヵ月定期点検は点検および整備が目的と考えればいいでしょう。
車に不備がないか、交換しなくてはいけない部品はないか、より安心して乗ることができるかをチェックします。

 

 

 

書類上の処理

 

 

車検に必要な書類は

 

1.書類は車検証
2.自賠責保険証明書
3.自動車税納税証明書

 

です。

 

 

車検に合格すれば新しい車検証と検査標章、いわゆる車検証シールを受け取って完了ですが、業者で車検を受けた場合は後日に発行されます。

 

業者で24ヵ月定期点検を受けた場合は、点検項目の結果が書かれた24ヵ月定期点検記録簿を渡してくれるので、大切に保管しましょう。

 

 

 

新しい車検証やシール(検査標章)もその日にもらえる?

 

車検に合格した場合、車検証や車検証シールはその日のうちにもらえるのでしょうか。

 

発行されるまでには、1週間程度かかる

 

ユーザー車検の場合は、車検に合格するとその場で車検証や車検証シールが発行されるので問題ありません。

 

しかし業者で車検を受けた場合、発行には1週間ぐらいかかるでしょう。

 

 

業者も多くの客を抱えているので、あなたが車検に合格した翌日に陸運支局や軽自動車検査協会へ行くとは限らず、他の客の分とまとめて申請するからです。

 

業者で車検を受けた場合は、すぐには車検証や車検証シールを受け取ることはできないことを覚えておいてください。

 

 

「保安基準適合標章」を貼ると車検証シールの代わりになる

 

車検証や車検証シールの発行に1週間もかかるのなら、その間は車の運転はできないのでしょうか。

 

いいえ、その心配はありません。

 

 

業者での車検に合格すれば、その業者から保安基準適合標章が手渡されます。

 

これが車検証や車検証シールの代わりになる物で、保安基準適合標章をフロントガラスの上部に貼っておくとその車の運転が可能です。

 

ただし、保安基準適合標章の有効期間は15日間です。

 

新しい車検証や車検証シールを受け取ったら、速やかに車検証シールと貼り変えましょう。

 

 

こんな場合は車検に時間がかかるので要注意!

 

1日車検や1時間車検を宣伝文句にしている業者でも、本当にそんな短時間で車検が終わるのか心配な人も多いでしょう。

 

 

「古い車」や「輸入車」などは部品調達で時間がかかる

 

業者が謳っている車検時間は、あくまでも目安あるいは最短時間です。

 

必ずしも、その時間に終わる保証はありません。

 

特に古い車や輸入車の車検は、時間がかかる傾向があります。

 

 

車検の際には整備も一緒に行うため、故障箇所があれば部品を交換しなければなりません

 

近年の国産車ならメーカーに交換部品が揃っているのですが、古い車や輸入車では部品を揃えるのに時間がかかる場合があります。

 

特に海外のクラシックカーになると、部品を輸入するだけでもかなりの時間が必要でしょう。

 

しかも、そういう車は整備にかなり詳しい人が行う必要があります。

 

 

古い車や輸入車を車検に出すときには、早めに予約を取っておけば業者も必要部品を揃えることができるでしょう。

 

またあらかじめ見積もりを取っておくと、業者側も必要部品を事前に知ることができるので、スムーズな車検が可能となります。

 

早めの予約と見積もりが、車検を早く終わらせるコツです。

 

 

キャパオーバーの整備工場に割り込むと時間がかかる

 

民間の自動車整備工場に車検を出す場合、その整備工場の規模が問題となります。

 

整備士が多くいるならいいのですが、個人経営の整備工場も少なくありません。

 

 

そういう整備工場は整備士も少なく、客が多くてキャパオーバーになると、どうしても車検に時間がかかってしまいます。

 

この場合は車検に2、3日はかかると思っておいた方がいいでしょう。

 

 

もちろん小さな整備工場が、良くないわけではありません。

 

個人経営の業者の常連となっている人も多いので、得意客の予約を優先してくれる場合もあります。

 

得意客ならサービスしてくれることもあるため、知り合いに整備工場を経営もしくは勤めている人がいれば、車検はそちらを利用するのもいいでしょう。

 

その際でも、車検の期間には余裕を持っておいてください。

 

 

まとめ

なるべく早く車検を終わらせたい!
というなら、コバックやホリデー車検などの車検専門店にお願いしましょう。

 

より丁寧に見てもらいたいならディーラーの方がいいでしょう。

 

どこに車検を出しても時間がかかる場合は、代車を用意してくれるはずです。
ただ、代車があなたの車と同じタイプとは限りません。

 

我が家はミニバンに乗っていますが、ディーラーに車検を出したらコンパクトカーが代車になって非常に困ったということもありました。

 

 

もし、予定があるなら事前にどのくらい時間がかかるのかを確認するとより確実でしょう。